商い

これからの「当たり前」をつくろう

購読している日経MJ。最近はたまり気味で先日まとめてめくってました。そんな中、目に止まったのがクラウドレストランの記事。#いえつなキッチンという新しいサービスです。

長崎対馬の漁師さんが一般の人とオンラインでつながって料理教室をやっている話。単なる料理教室ではなくて、食材の魚を事前に配送。当日は現地食材を使って魚のさばき方からカルパッチョのつくり方までをレクチャー。

できた後は、料理を食べながら雑談をするというながれ。
どうです?すごくないですか?正直驚きました。

新型コロナ禍で料亭や旅館などが相次いて休業。出荷先がなくなって収入が半減しました。そんな漁師さんへ声かげ。なるほど!

漁師さんが消費者が直接顔合わせること自体すごいのに、加えて魚のさばき方の手ほどきや現地の話までできちゃうという優れもの。漁師さんから直接指導受けられるなんて貴重な経験ですよね。よく考えられた仕組みです。

「今あるものをオンラインに置き換える」ではなく、「オンラインならでは」のサービスをつくる。とても学びになりました。

アフターコロナ、withコロナ、ニューノーマルいろんな言葉が飛び交います。今まで「当たり前」と思っていたことがそうではなくて、新しい当たり前をつくる時代が来ているのかもしれませんね。そんな視点で世の中をみると景色が変わるかも!

当たり前を疑おう