気づき

気持ちに余裕をもつということ

数年来、大阪に定例で出張しています。コストを抑えつつ移動時間を有効に活用したいので、こだまのグリーン車で往復します。グリーン車は座席が広くて、車内も空いています。リラックスと集中を得るには格好の場になっています。

週末は土曜日になりました。平日と違って乗客が多い感じです。「何だよーせっかくグリーン車とったのに〜。車内は混んでるし、隣りに人が座るし。まいったなあ・・・」内心こんなことを思っていました。

座席でパソコンやら本やら出していると、隣りに座る人がやって来ました。「あ、急がなくていいですよ」男性はにこやかに言いました。ハッとしました。「オレって余裕がないよなあ・・・」反省しました。

常日頃、余裕をもつことが大切と思っています。講演でも話しています。そんな当人がイライラしていました。イライラしても何もいいことなんてありません。いやな感情を引っ張るだけです。

何もないときは平常心でいられるものです。環境に制約があったり、切羽詰まったときにこそ、心に余裕を持って行動すること。新幹線の中でふと我に返り気づかされました。

イラっときたときこそ平常心でいよう