気づき

余裕がないことを自覚し、たまに圧を抜こう

「何だか最近イライラしてるなあ・・・」「怒りっぽくなってるなあ・・・」「やらないといけない事がたくさんあるのに思ったように事が進まないなあ・・・」そんなふうに感じるときってありますよね。それは自分のコンディションを振り返ってみなさいというシグナルです。

とある件で予期できない事態が起こりました。考え次第では重大な話です。その業界特有の話でもあり、どうしたら解決できるのかに苦慮していました。悩んだ挙句、その業界にいる知り合いにメールをしたところ、会って話を聴いてくれることになりました。

久々に会うなり、今、自分が言いたいことをばあーと話してしまいました。あとで考えると、相手にとってはそんなところまで聞いてもしょうがないという内容でした。自分の情けない部分まで吐露した感じでとても後味悪い気持ちになりました。

さらに帰宅後、その件で家人に対して不服なことを口にしている自分がいました。マイナスなことを言っている自分も嫌な気持ち、当然聞かされている家人も嫌な気持ちに。その場は重い空気に包まれてしまいました。怒りっぽいと周りに悪影響を与えてしまいます。

数週間前は体調を崩しました。今回はやらなくてもよいことをやってしまいました。ここ最近を振り返ってみました。自分の中に余裕がなかったことに気づきました。多忙でもまだまだイケると勝手に思い込んでいました。でも身体は変調をきたし、行動は良くない方向へ向かっていたのでした。

仕事の正念場、今ここを踏ん張らないといけない。やり切らないといけない。こんな程度では終わらせてはいけない。もっとやろう。自分に圧力をかけていたことにも気づきました。パンパンになっていたのでした。

余裕がないときに良いことなんて起こりません。ここ一番と集中することは大切。でもそればかりではいけません。たまに圧をかけたポンプをプシューッと抜いてみる。はあーとゆったりしてみる。どこか緩めるひとときが必要です。

今、自分に余裕があるか否かを冷静に見定めてみる。余裕がないなら圧を抜いてみる。イライラしているときこそやった方がいい行為です。

たまには圧を抜こう