商い

他社を買ってくださいと言える姿勢

誰でも自分のこと、自社の製品はかわいいもの。決して悪くは言いたくないですよね。でもそれだけでは足らないときがあります。

このところ、自宅のWIFIが遅く、つながりにくい状態が続いていました。今のネットは6年以上前に入れたプロバイダー経由のもの。それが良くないのかと調べ始めました。料金も見直ししたかったのでちょうど良かったという感じです。

調べたところ、支給されているルータが古いのが原因かということになり、新しいものに入れ替えることにしました。ところが入れ替えても現象は変わらず。かえってさらに悪化した様子になりました。困ったなあ・・・ということでサポートセンターに電話、業者の人に現調してもらうことにしました。

現調の結果、今できることはすべてやりました、もし改善されないようなら、大元の機器を再調査しますと言って帰りました。何だかモヤモヤが残りました。

数日後、ポストに「今インターネットを入れ替えるとこんなにオトク!」というチラシが入っていました。いつもならすぐにゴミ箱行きなのですが、今回は気になって電話しました。するとしばらくして営業担当の人から説明の電話が入りました。

「お調べしたところ、今回チラシでご提案したものと同じプランをご利用になっています。なので残念ながらメリットが出ないんですね・・・」といった内容。「そうなんですね・・・実はこれこういう感じで困っていて、もし少しでも良くならと思って電話しました」と答えました。

すると、「そうでしたか。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今回現調させていただいたやり方ができることだと思います。でもそれでもご満足いただけないようでしたら、他社に替えていただくのも選択肢だと思います・・・」こんな答えが返ってきました。

他社に入れ替える。なかなか言えないことですよね。あくまで自社の中でどうするかにこだわるのが営業の常。ユーザーの目線に立ったすばらしい対応と感じました。お客さまが今置かれた心境を汲み取ることの大切さを学びました。

自社の前にお客さまのきもちになろう