感情

大切にしたいひとり時間の過ごし方

毎日を過ごしていると否応なしに人との接点があります。もちろん周囲の人のおかげで生活ができています。でも時には人付き合いって疲れるものだったりします。たまには一人になりたいなあ・・・そんなふうに感じるときもあります。

日帰り焚き火イベントを開催しました。アウトドア未経験でも焚き火がしたいという人のために場をつくっています。焚き火を行うベースグラウンドは山の上にあります。車のない人は最寄駅まで送迎します。送迎の道中ではいろいろと雑談をします。今回は40代の女性に参加いただきました。

「ソロキャンが流行っている理由が少しわかったような気がします。予定を調整する、どこへ行く、行ったら行ったで場所はどこにする、何時から何をするなどいろいろと気を遣わないといけませんよね。一緒に焚き火を囲んでいてもここで自分が薪を入れると周囲の人はどう思うのだろう?と思ってしまいました。ひとりだとそんなことを気にしなくていいですもんね」彼女は帰りの車の中でこんな話をしてくれました。

毎日は人との関わりでできています。知らず知らず周囲に気を遣っている自分がいたりします。きめ細やかに気配りができる人ほど周りのことが気になります。気を遣うと疲れます。時にはそれが煩わしくなるときがあります。

人それぞれ思っていることは違います。みんなと合わせていくのには限界があります。自分の考えを100%通すのも無理な話です。折衷案は周囲とどう折り合いをつけていくかということなのかもしれません。

スマホの電源切るところから始める、一人で写真を撮る、漫画を読む・・・人によってすぐにできるひとり時間ってあります。たまには意識的にひとり時間をつくってみましょう。周囲から解放されたひとときを過ごしてみることです。リラックスと集中が心地良くできる非日常空間を持つことです。自分を振り返る時間にもなって、それが明日からの活力に変わっていきます。

ひとり時間をつくろう