発想法

少し意識するだけで日頃見過ごしていた宝物に出会える

「こんなところにこんなお店があったんだ!」「今まで気にしてなかったけど、こんなところがあるなんて」いつも目にしているはずなのに、普段の生活で見過ごしてしまうことってありませんか?何気ないことですが、ちょっとしたことで視野が広がることがあります。

先日、上野へ取引先との打ち合わせに行きました。待ち合わせ時間まで30分程度あったので駅周辺をうろうろしていたときの話です。上野に降りたのも久しぶりで、上野の森さくらテラスなどもできて景色が一変していました。

上野の森さくらテラスを階上へ上がっていくと上野公園につながっています。西郷さんの銅像あたりから少し歩いてみました。あたりにはたくさんの木が並んでいます。焚き火の仕事を始めてから木への関心が高まっています。「この木って何て名前なんだろう?」幹を触りながら考えます。まだまだ勉強不足で木の名前がわかるところまで至っていません。

なかには樹齢何年だろうと思うような立派なイチョウの大木もありました。「上野公園って意外に木の宝庫なんだ」「わざわざ遠くまで行かなくてもここで木の観察ができるんだ」「今度時間があるときゆっくり見に来よう」そんな気持ちになりました。このあたりはこれまでも何度か通った道です。そのときはこんな大木があることすら気づいていませんでした。当時と違うのは木に意識がいっていたことくらいです。

何気ない毎日の中にも今まで見過ごしていたものがあります。ちょっとした気持ちの持ち方次第で見える景色は一変します。そのことでワクワクした気分になります。何もなく過ごすのはもったいない話です。少しだけ意識してみませんか?

いつもの道をアンテナを立てて歩いてみよう