商い

想像を超えると何度も足を運びたくなるサービスの極意

飲食店に入って注文するとき最初に手にするのがメニュー。載せられている写真を見て品定めをします。そして出てきたものを見て、「えー写真と違うじゃん」とガッカリさせられることありますよね。

言わずと知れたコメダ珈琲店。SNSではこんな投稿が集まっているようです。
>安定の写真詐欺かぁ。確かにねーこれエビカツサンドなんですけど、ザクザクの衣にぷりっぷりの海老があつあつで飛び出してきて、あまりの美味しさについついドリンクを頼んでしまう、ひどい喫茶店だよね。これだけボリューミーでドリンク頼んでお値段も良心的とか、2度と言わず何度も行く・・・

各界の専門家が監修するウェブメディアCITRUSにはこんな投稿が多数寄せられています。

確かにコメダに行くと、サンプルで見たものより実際に出てくるものは大きい。出てきたときのサプライズは印象に残ります。そして実際に食べきれないボリューム感です。だから何かの折にまた行ってサンドが食べたいと思ってしまいます。

サンプルより出てきたものが小さいのが世の常。そんなもんだと思っていたら、コメダはその逆をいくやり方なのですね。そこまでお客さんの心理を考えてやっているとしたらすごいことです。コメダのリピーター戦略は奥が深い。商いに活かせる逆転の発想と言えますね。

期待を超えたサプライズを狙おう