すっかりご無沙汰してしまいました。この間に新型コロナウイルスが蔓延し、世界では死者7万人という大変な事態になってしまいました。国内での感染者は5000人弱、死者は100人を超えました。今日にも緊急事態宣言が発令される状況です。
みんな浮き足立っています。止むを得ないことだと思います。でもこんなときだからこそメディアや周囲に影響されることなく、もっと冷静に今後のことを考えていかないといけないと感じています。
政府の対策も遅いです。何を考えているだろうと言いたい気持ちもあります。ただ、国が何もしてくれないとか、何かしてもそのことについて批判するようなことを繰り返していても何も物事は良くなりません。その渦中の一人になるだけで気持ちが疲弊していきます。
自分として取り組んでいきたいのがDIY思考です。日曜大工をやろうというのがありません。「自分ができることをやる」という考え方でいこうという意味です。
DIYは、DO IT YOURSELFの略です。第二次世界大戦直後の荒廃したロンドン。故郷の復興を望む元軍人たちが、「何でも自分でやろう」と声掛けしあい、再建のために働いたのが起源といわれています。
仕事上の成り行きで二拠点生活を始めました。全くの素人から廃材を活用し、棚を作り、倉庫づくり、そして小屋を建てるまで至りました。まだまだ発展途上です。裏の斜面を開拓し、平地をつくり、木を切って、薪をつくりました。これから野菜づくりにチャレンジしようと思っています。自給自足を目指すというより、衣食住について「自分ができることをやる」ということです。
仕事についても「自分でできることをやる」気持ちをもつ必要があります。講師案件が全てキャンセルになりました。セミナーも一部オンラインにできるものは変更、リアルな場は全て中止しました。焚き火イベントも全面中止にしました。宿泊予約も当面全てキャンセルです。
事業として成立するものがきびしくなってきました。いずれ収入が絶たれることも視野に入ってきます。といっても出費として発生するものはなくなりません。近い将来を予測してこの難局をどう乗り切っていくかを考えないといけません。そこでDIY思考が必須になります。何ができるかを考え、一日一日を大切に過ごさないといけません。
他責にせず物事を考える