働き方

「一隅を照らす者、これ国の宝なり」から気づくこと

先日、天職塾卒業生の二人が山のオフィスを訪ねてくれました。彼らは数年にわたり、天職塾運営をサポートしてきてくれた同士です。今後の展開を考える上で、会ってしっかり話そうということになり、じゃあと忙しい時間をやりくりして一晩泊まりで来てくれました。

夜、外ごはんを食べながら近況を交えながらの談笑。その後は焚き火を囲みながらお互いの意思疎通を図りました。やはり帰る時間を気にしなくていいというのはいいこと。腰を据えて話せます。

次の日の朝、妻がたまたま一枚の写真を撮ってくれました。そこには三人が写っていました。ひたすら撮影に没頭する姿。望遠鏡をのぞき込んで野鳥の観察をする姿。じっと焚き火の面倒をみる姿。これは三人が今やっているシゴトです。

「一隅を照らす者、これ国の宝なり」という言葉があります。比叡山に天台宗を開いた最澄の有名な言葉です。

一隅とは、今自分がいる場所です。自分が置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らすことで周囲も光ってくる。さらに言えばみんなが気づいていないほんの片隅のこと。その片隅にスポットライトを当て、「何とかしよう」と変化を起こす人が国の宝であり、人間として最も尊敬されるべきという意味です。

写真で笑顔と会話をつくる専門家、生き物を通じた教育で自然の大切さを伝える専門家、焚き火で本当のコミュニケーションの場をつくる専門家。まさに一隅を照らす活動をしているのではないかと。

これこそ本当のシゴトづくり。起業前から同じ釜の飯を食ってきた二人。二人とも他にない一隅のポジションを確立しています。こんな仲間をもつことができて本当に誇らしく思えました。自分はまだ道半ば、カタチにしようとエネルギーが湧いてくる一枚になりました。

一隅を照らせるシゴトをつくろう