習慣

定期的に振り返って口に出す

僕はインターネットラジオを配信しています。ここ最近は毎日ですが、その前は週イチ配信。おかげさまで5年ほどになります。ラジオの向こうで自分の話を聴いてくれている人がいる。それがエネルギーの源です。

放送の中に「1週間の振り返り」というコーナーがあります。先週1週間の出来事を紹介させてもらっています。振り返った結果を言葉にして発することになります。その間何をしているのかといえば手帳で先週のスケジュールを読み返しています。同時にその日に起こったことを思い出します。

時間を無駄に使っていたなあ・・・と感じたり。ここはできた、あそこはもっとこうすれば良かった・・・そんなことが頭の中を巡ったり。次にこうしないといけないとラジオで話す自分がいます。ある意味、公の場でコミットしている感覚です。だからやらないとと毎回奮起できています。

振り返りに合わせて言葉として発することがポイント。頭の中で思っているだけだと行動にはつながりません。第三者に話すことで整理しないといけなくなります。何をすべきかまとまり次への一歩が生み出されます。もしこのコーナーがなかったら毎週自分の1週間を振り返るなんてことはしていなかったでしょう。日常に追われ次から次へ毎日が進んでいくだけ。この繰り返しだけだと進歩はありません。

このサイクルがなぜできているのか?それは「強制的」に行っているから。人には「強制力」が必要です。毎日忙しく過ごす。やらないといけないことだけに追われているとその場その場に流されがちになります。いつかできたらいいのになあ・・・ということは知らず知らずのうちに後回しになります。

強制力や縛りがないと継続的に行動を起こすことはできません。日々に追われることなく定期的に立ち止まる。そして自分が歩いてきた道を振り返ること。そうすればこれから歩いていくべき道が新たに見えてきたりします。

自分のことは自分が一番わかっていないもの。信頼できる仲間を相手に振り返りの時間をつくってみてはどうでしょう?週単位でなくても1ヶ月に1回でいいです。お互い1ヶ月やってきたことを振り返り、相手に言葉として発する時間をつくること。それだけで十分。積み重ねると自分自身の成長につながる習慣が出来上がっていくはずです。

振り返る相手をつくろう