弱いところをさらけ出せる価値

会社員をやりながら自分でシゴトをつくる技術を習得するハイブリッドキャリアプログラム。オンラインで課題を積み上げながら自分のシゴトをかたちにしていきます。

一人でやっていたら「これでいいんだろうか？」と不安になります。そんな不安を解消し、今抱える問題点をクリアするために月１回メンバー同士が顔合わせする場があります。

先週その場で起こった出来事です。前回から今回までの活動状況と今日フィードバックしてほしいことを伝えるところからスタートします。

一人のメンバーが切り出しました。「この一ヶ月は仕事と家庭の事情でずっと落ち込んでました。あんなこと、こんなこと･･･だからほとんど課題はできていません。こんな話で申し訳ありません･･･」

あんなこと、こんなことのところで実際にあったことを話してくれました。このメンバー、一見心が強そうな人です。そんな人がこんな話を切り出したのでインパクトがありました。まさに最大限の自己開示という感じでした。

この話を受けて一緒に参加したメンバーは、その人の気持ちになって自分事として元気と勇気をメッセージしていました。

自分の弱いところを見せるなんてできたらしたくないですよね？でも強がったり、無理した自分をつくってみせてもそうそう続くものではありません。何よりしんどいだけです。

弱いところを出すと、心の中がすっきりして新たなエネルギーが湧き出してくるものです。弱みが出せる仲間であること。そして受け止められる仲間であること。これ以上の価値はないんじゃないの･･･感慨にふける場でした。

自分の弱みをさらけ出せる相手っていますか？それに勝るものはないかもしれません。