あり方

不測の事態に備える準備

えっ!今そんなことになってどうするの?ある日突然予測できないことが起こることってありますよね。そんなときにどうしたらいいか?日頃から対応できるようにしておけるに越したことはありません。

先日焚き火の仕事でbase Kokkoに行っていたときのこと。朝お茶を飲もうと水道をひねると水が出ません。これから宿泊のお客さまを迎え入れようというタイミング。どうしよう・・・慌てました。

ちなみにbase Kokkoは標高700メートルの山の上にあります。なので公共水道は来ていません。その代わりに、近隣の湧き水をポンプで汲み上げ、各戸に配分する仕組みになっています。

このまま水が出なかったら、買い置きしてあるペットボトルを飲料水として使ってもらう、山の途中で湧き水を汲んでくる、お風呂は近隣の日帰り温泉にお連れする・・・いろいろと代案を考えました。

以前にも一度同じようなことがあったので、元になっている貯水タンクを確認しに行きました。するとタンク内の水が大幅に減っています。センサーが正常に動作していないのが原因なのか、減った分、吸い上げていくことができなかったようです。その後、給水ができてタンクが満たされた復旧しました。

台風災害で水や電気で困っている人はたくさんいます。ライフラインが断たれることは本当に大変なことです。こうして自分事になることでよくわかります。水が出るのは当たり前のこと。その当たり前がそうでなくなったときに有り難みがわかります。そんな気持ちを忘れないようにしたいものです。

常日頃、当たり前に思っているものが一番大切なもの。