ご当地紹介

安曇野はりんごとわさびと拾ヶ堰

安曇野商工会さんの創業セミナー登壇。安曇野の特産として、まずは農産物が挙げられます。南のエリアは「りんご」。まん中の蜜の透明度が高く、知らない人は腐っていると誤解するほどだそうです。地元に住む友人からお裾分けしてもらいましたが、たしかに蜜のさわやかな甘みは印象的でした。

北のエリアは「わさび」。湧き水が豊富でわさび栽培に最適の地となっています。大王わさび農場は信州でも指折りのわさびの産地。もともとは雑草の生い茂る原野を20年という歳月をかけて完成させた歴史があります。

意外に知られていないのがお米。雨が少なく年間日照時間が長いこと、アルプスの雪解け水で地下水が豊富なところが良いお米を生み出す理由です。

田植えの時期、田んぼに水が張ると水面に北アルプスの山々が写るそうです。この時期だけのわずかな時間が大好きという人もいるとのことです。

拾ヶ堰(じっかせぎ)は、江戸時代後期に灌漑のために作られた農業用水路です。扇状地で古くから農業用水に恵まれていないのを解決するためにできました。全長15キロにもおよぶ水路は高低差1~2メートルをゆっくりと流れています。高い技術力あってできた一大プロジェクトといえます。

もう一つの見どころが数ある「道祖神」。全国に広く分布していますが、特に関東甲信地方には多く、なかでも安曇野市には約400体以上の道祖神があり、単体の市町村では日本一なのだそうです。

そんな道祖神に魅せられ信州の道祖神の写真を撮影し自費出版で本にした人までいるとのこと。これまで道祖神自体もよく知りませんでしたが、この微笑ましい姿が気になる存在になりました。

今回は安曇野商工会の担当の方にお話を伺いました。わざわざ道祖神の写真集まで持ってきていただいて感謝感謝です。この後ももう一度訪れる機会があり、ますます安曇野が身近な土地になりました。(2019.11.30取材)