ご当地紹介

見どころ満載、人もあったかい日光~鬼怒川温泉

鬼怒川温泉で日光商工会議所さんの新春会に登壇しました。鬼怒川温泉はもちろん日光は初めての地。日光市は、旧今市市、日光市、藤原町、栗山村、足尾町が広域合併してできた面積が全国で3番目に広い市です。

ここは有数の観光地。自然景観系でいくと、華厳の滝、中禅寺湖、神橋といった有名な場所や社寺仏閣に加えて、温泉地も多数あります。人知れず穴場の温泉というとどこがおすすめですか?という質問をしました。すると「秘境っぽさでいうとやはり湯西川ですかねー」との答え。さらに奥に入った所に加仁湯(かにゆ)という温泉があるとのこと。景観をこわさないために、納品業者を除いて自家用車は入れなくなっているそうです。気になりますねー

観光客は増えています。やはり外国人が主体で、鬼怒川温泉はアジア系で特に台湾人が多いとのこと。欧米人は真冬でも半袖半ズボンで歩いているというからびっくり。日本人だとタクシーで行くところを歩いていくそうです。欧米らしいですね。

ここ最近はSLが話題。下今市から鬼怒川温泉間を土日祝で運行しています。ここで方向転換をするの出そうです。実は鬼怒川温泉駅に着いたとき、たまたま出くわしました。煙をもくもくと出す勇姿は格好よかった。時間がなくてシャッターが切れなかったのが残念です。

食では、ゆばと羊羹。羊羹は老舗が軒を連ねるといいです。軒を連ねるお土産は、はちやのバームクーヘンが人気。鬼怒川駅前にあります。ろっくバウムを買って帰りました。しつこさのない自然な味で表面が香ばしく焼きあがった美味を堪能しました。

会場は鬼怒川温泉でも有数のホテルあさやさん。創業130年の由緒ある宿。建物の真ん中にある天井までの吹き抜けは壮観でした。

温泉地という土地柄からかホテルや旅館がたくさんあります。お会いした中でも女将さんが多い。どの方も相手に対する気配りが感じられ、さすがおもてなしですね。勉強になります。

現場では、先代から次世代への引継ぎが急務になっています。初めて親娘でお二人がいらしていました。いきなり連れてきても馴染めないので、こうして自ら娘さんを連れてきてくれるのはよろこばしいことと幹部の方。世代交代のタイミングなのですね。ホテルも人手不足が深刻。最近では外国人雇用が広がっているそうです。

講演の懇親会はカラオケもあり大盛り上がり。締めは語り部。落ち葉になった桜をお父さんのために咲くように頑張った親孝行な息子の話。こがしやまという物語だそうです。ゆったりした語り口に心がホッとしました。

今回はちらっと鬼怒川温泉にお邪魔しました。まだまだ見どころ満載なのに加え、地元女性会のみなさんの温かさにふれ、また訪れてみたい場所になりました。(2020.2.6取材)