ご当地紹介

一番小さな市だから人と人とがフレンドリーな蕨

蕨商工会議所青年部さんのお招きで講演に行ってきました。今回は埼玉県蕨市。自宅から割と近くでありながら、これまで素通りしていた場所ですが、今回お話を聴いて新発見の連続になりました。

蕨(わらび)は市政60年。電車、車ともに交通の便が良く住む人も多い場所です。驚いたのは日本で一番小さな市。その分人口密度が高いとのこと。

夜の時間ということで夕方蕨駅付近に入りました。駅西口のまわりには焼鳥、やきとんなどの飲み屋さんがたくさん軒を連ねています。反対側の東口にはチェーン店が多くあります。

居酒屋「丸好(まるよし」は地元の超人気店。夕方5時から行列ができるそうです。中山道沿いには創業90年の老舗和菓子屋「船橋屋」があります。

宿場まつり、機(はた)まつりなど大きなお祭りがあります。青年部さんが立ち上げた「わらんちゅフェスティバル」は25000人を動員して役所の人たちにも驚かれ、三大祭りになる勢いです。

「近いので自転車で回っているんですよ」講演終了後の懇親会へも自転車で向かう人が複数いました。こういうのいいですね。

「20年住んでいますがみんなフレンドリーですごくよくしてくれます。狭いので人との距離が近いのもあると思います」「配達してまわっているとあいさつされたり、知らない人はいないという感じ。すぐに広まるので悪いことはできませんね笑」と青年部の人は話してくれました。

蕨は成人式発祥の地。青年祭というイベントが全国に広まったのだそうです。青年部も現在115名で増えています。地元愛が強く、お祭りを盛り上げる若い力がある。そんな蕨のこれからはますます熱い。ワクワクを感じました。(2020.2.19取材)