ご当地紹介

食べるものお酒なんでもありの新潟

とある団体の研修で新潟に行きました。気にかけていただき3回目の登壇になります。朝からの研修だったので前日入りしました。万代地区にあるホテルに宿泊。このあたりは若者の街でにぎやかなところ。これに対し、古町地区は昔からの繁華街。高級料亭が並びます。万代地区と古町地区。二つを覚えておくとまずはOKとのことでした。。 

お昼は団体社屋の近くにある洋食屋「ピーア軒」へ。実はここは知る人ぞ知る老舗の西洋料理店です。この日はランチをいただきました。おかずの中でもとり肉グリルにかけてあったデミグラスソースが絶品。さすが洋食屋さんですね。

新潟ももれなく雪不足。長ぐつ、スコップ、コートといったものの売上が落ちているそうです。深刻なのは除雪作業がなくなっていること。これで稼いでいる人には大打撃です。「寒いときは寒い、あったかいときはあったかいが一番ですね」とは担当の方の話。まさにその通りですね。

(画像;新潟交通)

B級グルメで有名なのが「バスセンターのカレー」。この名前で通じるそうです。立ち食いそば屋さんのカレーでほとんどの人がカレーを頼みます。わざわざ県外から食べに来る人もいるとのこと。レトルトも品薄でなかなか手に入らない代物。実は近隣にあるホテルでつくっているのは地元の人しか知らない情報です。

新潟と言えばやはりお酒。酒蔵の数も全国1位です。有名どころがすぐに片手以上出てきます。朝日山、吉乃川、菊水、八海山、越乃寒梅・・・あっという間にこれだけの銘柄が出てきました。最近は日本酒離れもあり、海外向けや女性向けにさらっとした飲み口のものが好まれています。

あの糸魚川大火から復活した加賀の井酒造は以前にも増して美味しくなったと評判で、知り合いに贈ったときも「あれは美味かった」と絶賛されたそうです。

新潟県民は一般にのんびりしていると言われるそうです。それは食べるものが豊富で食いっぱぐれがないから。山あり海ありの新潟、まだまだ知らないところがたくさんありそうです。(2020.2.26取材)