月曜日は久々に講演に登壇しました。新型コロナの影響で丸４か月ぶりという感じ。ブランクに加え新ネタでやることもあってワクワクドキドキ。刺激的な２時間になりました。刺激といえば本編もさることながら、往復の移動に気づき満載でした。
会場が都内ということで、これまた久しぶりに地下鉄や京浜東北線に乗りました。ずっと山籠もり（笑）をしていたので、目に入るものがいちいち新鮮でした。例えば電車の中の映像広告とか。よくできてるなあ～なんて関心したり。これまで自粛していたからわかる気づきだったりします。
電車はピーク時に比べると７割くらいの混み具合。何気に車内の様子をうかがっていると、スマホを見る人、寝ている人･･･いつもの光景という感じ。仕事柄、「あの人、どんなことを考えているだろう？」と想像していました。
「非常事態宣言が解除になって通勤が始まった。あ～あ、また面倒くさい毎日に戻ったなあ」そんなことを思っているのでは？そうある意味元通りになったということかもしれませんね。
登壇を終えて家路につきました。帰りは夕方のラッシュにかかったこともあり、電車は混んでいました。座れる様子もなく立っていました。周囲に人も多くストレスがかかります。乗り継ぎの電車のホームも人があふれていて苦痛です。結局ほぼ立ち通しで腰が痛くなりました。途中の移動を合わせると往復４時間近くに及びました。
そんな普通の光景を何でこうして書いているの？と思いましたよね。そう、これって今までと同じ「当たり前」のことなんです。でもね、改めて考えてみると何でこんなストレスが多いしんどい目をして、長時間電車に乗っているんだろう？って感じたんですね。
人間は与えられた環境にだんだんと順応していきます。一週間も同じことを繰り返したら、今感じた疑問を感じなくなります。そう「当たり前」になるわけです。
非常事態宣言が解け、非日常から日常に戻りつつある今。このタイミングこそ「それって当たり前でしょ」と思っていることを疑ってみましょう。本質で考えたらおかしいよねということがたくさんあるはずです。まさに他とない変われるチャンスが到来しています。
それってほんとに当たり前なの？と質問しよう
