締め切り効果を実感する出来事

やらないといけないけど、なかなか手につかない。やるべきことでリストアップだけして毎日先送りになる。そういうのってありますよね？そんなときは期限を決められるのが一番の解決策になります。締め切り効果なんて呼びますね。

いつも通りデスクワークをしていると、電話が掛かってきました。相手は講師エージェント会社の営業マン。「来週から全国を回っていきます。そこでＰＲしたいと思っています。研修テーマとねらいを箇条書きでもいいので送っていただけませんか？できるだけ早くお願いできたら助かります」とのこと。

通常はこうした依頼はメールで来るもの。今回はいきなり電話です。先方も急いでいるのがわかります。「承知しました。送ります」と電話を切るやいなや、すぐにファイルを開いて頭の整理を始めました。

それから約３時間弱だったと思います。今まであった企画書を手直し、組み直しして、一気に６つの企画書に仕上げました。脇目もふらず、トイレにも行かず、没頭してやり切りました。そして先方へすかさずメール。

ひと段落ついたところで近所まで買い物へ。車に乗っている間も研修ネタのことが頭を巡っていました。すると「あ、これや！」という突然アイデアが降りてきてスマホにメモ。家に着くとそのままパソコンへ。追加で２つの企画書をつくりました。

「2020前半用講師ネタ」「他にないネタづくり」付箋に書いてやることリストに挙げていたこと。それがわずか４時間ほどでできたわけです。それまではいいアイデアがないなあ、取り掛かるのが億劫だなあと思って、先送りしていたものです。

締め切りを決められると、集中力が増し、発想力の感度も上がり、形にするスピードも格段に上がる。まさに実感しました。自分でもコントロールできるようになると尚良しですね。