起業複業

いろいろあって今がある

月曜は一応定休日にしています。といっても気になることがあればやってしまいます。今週もやらないといけないことは山ほどある。でもなかなか手につきません。どうしよう・・・と思いながら何気なく書棚の開かずの扉を開けてしまいました。

そうして始まったのが10年以上前からたまりにたまったファイルの整理。いつか見るかも・・・そう思いながら数年間。一度も見たことはありません。ここは一気に捨ててしまおう!てな具合で断捨離スタート。

書き溜めたノートが出てくる、出てくる。細かくみていると片づけなんてできないので、サッと目を通しながらの作業です。すると気になる記録も出てきました。

独立する1年前の2009年。一日の時間割が出てきました。書かれていたのは行政書士の試験勉強。起業に資格は要りませんがその頃は資格ありきだと思い込んでいたんですね。もう一つ書いてあったのがイラストレーターの勉強。とにかく頭でっかちだったことを思い出します、この頃は。ちなみにこの頭でっかち状態誰もが陥る落とし穴だったりします。

独立した2010年のノート。ここではヤフオクセミナー主催の様子が書いてありました。手元のお金が溶けるように
なくなっていく中、少しでも現金がほしいと不用品を売っていたのを思い出します。ちなみにこのセミナーはヤフオクで結果を出している人と知り合ってその人に講師を頼んで開催したものでした。3回くらいやったでしょうか?いい思い出です。

心理学を学ばないといけないと40万円近くする講座を受けてました。この年は起業塾にも入ってました。20人くらい同期がいたと思います。30数万円ほど払った記憶があります。

起業1年目、2011年のノート。ここには一回で100万円儲かると言われていたコーチ業の弟子に入門していた記録があります。そんなおいしい話なんてあるわけないですよねー結局、趣旨の違いもわかって頓挫しました。

自分がちょっとだけやっていたSNSのコンサルタントをやったり、知り合いと組んで代行サービスをやってみたり、全国展開している会の地区リーダーをやってみたり、30万円くらい払ってビジネス交流会に入会したり、同じようなステージにいる人とコラボレーションとか言って打合せを重ねたり・・・これが独立前後にもがいた3年間の足跡です。

振り返ると、結構お金と時間を使ったなあ・・・と感じます。一つ一つが直球で生かされたとは言えません。そんな中、一見ムダに見えることも断片的につながっています。起業に正解はありません。自分で正解をつくっていくしかありません。なかなか解くことができないパズルの一片みたいな感じ。

こうしたことがあるから今があるのかなと感じます。かなり遠回りはしてきました。でも遠回りが多少の厚みになっているような気がします。これがないとただただ正論だけ並べる薄っぺら人間になっていたかも。遠回りも大事なんですね、きっと。それにしてもちょっと多すぎだったかな(苦笑)

遠回りは厚みになる