ご当地紹介

全県的にみどころ満載の青森

某団体さん主催のセミナーで登壇しました。新型コロナウイルス騒動で微妙な中、30人を超える受講者のみなさんのおかげで無事開催となりました。

青森駅の通路にはこれまでの足跡が写真で並べてあります。青函連絡船時代の頃のものなど歴史を感じることができます。

セミナー終了後、担当の方にお話を伺いました。真っ先に出てきたのが「煮干しラーメン」。昔からイワシの水揚げがあり、そばだしにも使っていたとのこと。アクの強い銀色が浮いた感じでスッキリ味が特長。弘前「たかはし中華そば店」は人気店。ネットでみただけでもよだれが出てきそうなラーメンです。

青森は人口に対するインスタントラーメン消費率が全国1位。一人あたりの店舗数も上位にあリます。つゆを全部飲んでしまったり、漬物にしょうゆをかけて食べる習慣があったりするそうです。

市内近郊には、三内丸山遺跡があります。縄文遺跡で世界遺産を目指しています。シャガールの大きな絵が飾ってある県立美術館は近くにあるのでセットで行くのがおすすめです。

有名なねぶたも地区によって違いがあります。弘前は桜ねぶた、五所川原は立ちねぶたといった感じ。駅にも展示されていました。

津軽と南部という土地柄にも特徴があります。その昔藩の時代に対立していた歴史から文化や言葉にも違いがあります。八戸の「館鼻岸壁朝市」は巨大朝市として有名です。

駅近くにある新鮮市場をひとまわりして、A-FACTORYでお土産を買って帰路に着く頃には雪が降ってきました。

新青森駅で小腹がすいたので構内にある「ブナの森」そば屋に立ち寄り。ここで食べためかぶそばが絶品。「生しょうが入れますか?」で入れてもらったのがからだを温めてくれました。写真撮り忘れは不覚でした。次回は駅周辺だけでなく、もう少し足を伸ばしたいものです。

新型コロナ禍が広がる寸前、とても貴重なリアル講演でした。(2020.3.6取材)