ご当地紹介

地元っていいな・・・帰ってきて感じた多度津

多度津は予讃線と土讃線が分かれる駅。2008年までは広島福山からフェリーが運行していたとのこと。子供時代を瀬戸内で過ごしてきた身としてはフェリーは結構身近な存在、思い出があります。世の流れとはいえ寂しいものを感じます。

外国人労働者も多いところだそうです。今治造船などもあり船にまつわる話が多数あります。少林寺拳法発祥の地でもあります。年に数回コラボイベント開催もあるそうです。

明治22年5月23日、讃岐鉄道株式会社が多度津を起点に丸亀~琴平間(15.5km)で営業を始めたのが四国の鉄道網のルーツ。JR四国の多度津工場には四国にある車両が入るとのこと。四国1000年物語 汽車ぽっぽ祭りには朝から行列ができます。多度津駅舎には蒸気機関車もp展示されています。

町は一見閑散としています。古き良き町並みがシャッター街になるのはさみしい話です。そんな中、古民家でカフェをやろうといって頑張っている人もいて、創業意欲のある人は多い傾向があります。生まれ育ったところでやりたいという思いのある人がいるのでしょう。法人個人合わせて700社、そのうち500社が商工会議所に加入しているのはすごいことです。

建設と造船をメインとしたものづくりの町 工業が中心で商店街や飲食店はあまりないそうです。「通過点のような町だと思っていたけど、外に出て戻ってくることで地元の良さを感じました」20代の担当の方は話してくれました。まさにその言葉通りの町です。(2020.9.18取材)