ご当地紹介

広がる景色で清々しい気持ちになる南アルプス市

現地に伺ったのは9月初旬。到着するなり周辺の景色が開けていて、あー気持ちいい!というのが第一印象です。

どうです?これが建物の周辺です。空も広いし、清々しいのひと言に尽きますよね。稲穂もいい感じで思わず表に出て写真をパシャパシャ撮ってしまいました。

こちらでは何がおすすめですか?と訊くとまずはフルーツと返ってきました。地元ガイド誌でもフルーツ王国のキャッチコピーが入っています。少し前まですももが旬だったとのこと。貴陽という品種は大きさでギネスブックにも載っているそうです。桜、すもも、桃と3月から5月はオンパレード。ピンクに染まる景色を堪能することができます。

そして山登り。南アルプスの名前の通り3000メートル級の山々が連なるメッカ。芦安地区は登山の入口です。複数の宿泊施設や山岳館などがあります。今年は新型コロナの影響で7月の開山式も中止になり、厳しい状況にあるとのことでした。

中野地区周辺には棚田の農村風景が今も残っています。棚田に写り込む富士山の姿は他では味わえません。写真がないのが残念ですが気になる人は検索してみてください。絶景が多数出てきます。中部横断自動車道沿いには美術館がたくさんあります。アートに興味がある人にはたのしみなスポットですね。ライチョウ、あやめ、仙丈ケ岳、伊那ヶ湖・・・きけばきくほどいろいろな場所が出てきます。とても一日ではまわり切れない感じです。

すもものピューレなどフルーツを使ったスイーツが美味しいアニーズカフェ、和洋菓子の老舗つるやは地元の人も通う人気店です。

帰りの車できいたのですが、地元の人は果物を買わないそうです。ほぼ近所からのいただきものでまかなえるとのこと。お店で買うとしたら贈答用として、いやあびっくりネタですよね。

開けていながら山々がある。東京から近くて、いろいろな場所へアクセスしやすい好立地。新型コロナ禍ではじまる移住先として脚光を浴びる場所になるのではないでしょうか。(2020.9.6取材)